大統領予備選の序盤戦は1月中に下記の順番で行なわれるのは民主党、共和党とも本部の方針(?)で決まっています。
1月3日 Iowa:
農業州、Conservative, 99%白人
1月10日 New Hampshire:
中小企業中心,Philosophical liberal, Social Conservative、Independentが多く知的水準が高い
1月24日 South Carolina:
伝統的に宗教色の強いConservative, 黒人比率が高い
1月31日 Florida:
Latinos(Including Cuban Community)中心のInternational Mixed
いつごろこの順番で行なわれるのが慣習になっているのか調べていませんが実によく出来た<打順>であるように思います。
国民が直接選挙で大統領を選ぶのにまず両党の政策を知り人物を評価する上でこの上ない機会を提供しています。 上記4州にはそれぞれ特徴があり時間を追って総括してみれば国の問題点はどこにあるのか。どんな意見があるのか、どうすれば解決できるのか充分考えることができます。 1月末時点で一応の流れができ候補者選びに拍車がかかります。 8月には両党とも候補を決定し大統領選ワールドシリーズに入ります。
大統領選挙は多様な国民の意識の集約と次の時代への出発点になるのです。