2014年12月25日木曜日

孫からのクリスマス・プレゼント


毎年孫達からは自作のクリスマスカードと絵または交錯した作品を送ってくれる。
今年はサヤ(8歳 女子)からはガラスの瓶に切紙を貼ったランプ
カイ(11才 男子)からはアフリカライオンの絵 今年夏にケニアのサファリにキャンプに行って自分で撮った写真をもとに描いたもの。





2014年12月23日火曜日

水彩画(9) プロの真似はできない

毎日絵を描いているが一部はうまくかけても他の部分がダメで全体としては失敗の積み重ねである。 もちろん初心者のレベルということは自覚しているがそのレベルで見てもも満足できない。 
最近は沢山のプロが描く絵を動画(youtube)で見ることができるが誠に奔放で力強く始めの下塗りの段階など無茶苦茶に書きなぐっているようで全く真似はできないし参考にならない。しかし次第に見る人にインパクトを与えるような迫力のある絵に仕上がってくるのはさすがにプロである。 しかも一人ひとり描き方も色調も全く異なる。 多く見れば見るほど困惑するのである。
彼らは声をそろえてスケッチとプラクティスの積み重ねが必要という。
それはわかるが今の私は恐るおそる描いている。 だから活き活きとした線も色もない。

2014年12月18日木曜日

水彩画(8)マットとフレームの効果


クラフトショップに立ち寄ったついでにマットとフレームを買った。
自分の描いた絵を入れてみるとマットとフレームに引き締められて下手な絵でもくっきり見える。 絵に合ったマットとフレームを探すことも大事である。







2014年12月17日水曜日

水彩画(7)Fericy シリーズ

今は写真を見ながら描いている。
過去十年ぐらいのアルバムから絵になりそうな写真を取り出しているがその多くがフランスとベルギーとスイスである。 中でも2005年息子のビジネススクール卒業に合わせて訪れたフランスのフォンテンブロウの郊外、フェリシーは麦畑の中にある田舎で景色は西洋画に見る世界そのもの。 村の佇まいとともに100年そのままと澱んでいると思われる静かな空気はで息子家族と過ごした2週間は思い出とともに忘れられない。








2014年12月4日木曜日

衆議院選挙

安倍首相によって衆議院は解散され12月2日に公示がなされた。
総議員数が475人と大変多いのに改めて驚いた。 ちなみに日本の最後の住所が兵庫県なので調べてみたら小選挙区が12区もある。 つまり兵庫県から12人の衆議院議員が選出される。なおその上に比例代表が近畿地区で29人あるから人口比で按分してみれば約20人もの衆議院議員が存在する。 私が投票する所在地は兵庫県10区で加古川市と高砂市とからなっている。
 この選挙区規模は市会議員選挙とおなじ区割りであり立候補者は自民党当選7回、元文部科学大臣の渡海氏と維新の会の松井氏、共産党の井沢氏。この選挙区では国会議員として人格的、能力的失格候補がいないのは幸いだ。しかし区割りが市会議員レベルと国会議員レベルが一緒というのは合点がゆかない。 もし田舎の人口希薄なところでは国会議員として人間的、能力的にふさわしい人がいない場合本人の意思によらず候補者として押される人が必ず出てくるので必然的に国会議員の質は低下する。
兵庫県なら阪神間、兵庫県南部、兵庫県北部の3カ所に区分けし各一人、または最大3−2−1の6人で十分だ。
小選挙区は小沢一郎が編成した我田引水の選挙区割りだがその時期のポピュリズムで結果が大きくブレることになり均衡した2大政党議会とは正反対の極端な性格を持つ政権が出来る。 日本の国会のレベルの低さはこの選挙制度を変更しない限り改善しないだろう。
 さて今回の衆議院選挙でどこの誰に投票するか? 
公示では年齢と代表的肩書しか乗っておらず 判断の仕様がないのでインターネットで経歴、政策、主な主張等を調べてやっと投票を決めることにした。 
アベノミックスはカンフル剤で短期的には効果を見せたが長期的に経済の舵取りをできるとは思わない。 日本の政治、社会を変えるには国会議員の質を上げる必要がある。
そのためには議員数の削減をしなければならない。
ドラスティックな 議員数削減は維新の会の公約、大阪都構想は飛躍しすぎて支持者を減らしていると思うが大阪府・大阪市の行政改革には実績がある。
したがって私が投票するのは「維新の会」 小選挙区は地元出身、白陵高、慶應、アクセンチュア、マッキンゼー + 代議士秘書 松井雅弘氏を選んだ。 若干35歳 何しろ若いのがいい。加古川市長も同じような経歴の30歳代の若い人。 
若者がんばれ! 

2014年11月24日月曜日

アメリカ国民の離反

オバマ政権の中でいま最も重要と考えられるヘーゲル国防長官の辞任が伝えられた。
兼ねてからシリアへの地上軍派遣の必要性を直接間接的に示唆していたがオバマの地上軍派遣はしないという基本方針に変わりなく閣内の大きな亀裂が一般市民にも見て取れた。
中東情勢の理解は難しく歴史や民族、宗教から見て中東諸国の和平、まして長年にわたるイスラエルーパレスチナ紛争の解決など一朝一夕にできるわけはなく軍事介入も簡単ではないことはわかる。
しかしオバマの外交政策は現実離れした理想主義的和平路線であり各当事国としては受け入れがたいものであり国内的にも弱腰と非難され支持されていない。
究極の目標としては間違ってはいないが現実に和平が実現していないばかりかむしろ混乱を深めているように思われる。
ごく最近にはライス補佐官の「イスラム国」の空爆の進言を受け入れて中途ハンパな介入をしていることでヘーゲル国務長官のメンツ丸つぶれで辞任せざるを得ない状況だったと思う。
何れにしてもオバマの平和主義は最終的には力の政治・外交を基本とするアメリカ気質には受け入れられず国民の離反を招いている。
財政問題、医療改革、外交路線などオバマには現実に基ずきもう少し歩み寄る姿勢が必要なのではないか。 

2014年11月19日水曜日

水彩画(6)

水彩画クラスが今日で最後になった。
2時間半のセッションが6回もあったのにあっという間に終わってしまった。
絵を描くことの面白さが判ってほぼ毎日絵筆を取っている。
6”x 8”の画用紙に一枚の絵を描くのにスケッチに約2時間、絵具を使って描くのに約3時間かかる。 一般的には速書きの方だ。 私は性格的にせっかちで最初の色が十分乾かない間に次の色を加えてしまうので色が滲んで失敗することが多い。もっとも と云って乾かない間に次の色を加えてにじませる手法もあって柔らかい表現が可能だがにじまませ具合が難しい。
また色を作るのが難しい。 あまりいろいろ混ぜすぎると暗くなるので何度もやりなおすことがある。 やっと思い通りの色ができたと思っても量が少なすぎて絵の具が足らなくなったりする。 水をふくみすぎても少なすぎてもダメ。 色を塗る前に十分な準備が必要ということ。 
何しろ習い始めてからまで1ヶ月半。 まだまだ修行が足りないのがどんどん深みにはまりつつある。






2014年11月12日水曜日

水彩画(5)

次の画題を探してアルバムやCDを見ながら気に入ったものをピックアップしていたらほとんどがフランスやベルギー、スイスの写真でさすがヨーロッパは絵になる景色が多く改めてヨーロッパの街並みやカントリーの美しさを再認識したのであった。
さて始めに取り上げたのは2005年の夏に息子がビジネススクールに通って居た時に住んいたフランス、フォンテンブロウ郊外のFericyという小さなCountry Village. 息子が借りていた家に2週間滞在した。 とりたてて紹介するものは何にもないが普通の何気ない田舎の空気と静けさが未だに忘れられない。 隣町の朝市でバゲットを買い新鮮なサラダと食べた朝食の美味しさ。 もしフランス語が話せればこんなところに住んでみたいと思った。
初めて描くカントリーの景色は遠景は比較的上手く描けたが家並みと手前の林がどうしてもバランスよく描けない。景色だけならなんとかごまかせるだろうが家の書き方は習わないとどうしても浮いてしまう。 また右の林と左の麦畑のバランスが良くない。
いくら書いても一部が良くてもその他は失敗で満足行くのはひとつもない。 描けば描くほどこね回して悪くなりフラストレーションが溜まるばかりである。




2014年11月5日水曜日

水彩画(4)

今週の演習は写真を見て描く事。 取り上げた写真の場所はよく覚えていないが鎌倉市内で小川が流れている住宅街だと思う。 構図がシンプルで花を除けば描きやすそうに思ったから。はじめは木のグループを描く練習のつもりで空を重ねたら木の集まりのように見えたので成功。 あとは川岸の石垣と橋と水の流れを追加するだけ。うまくいたつもりが花を書き添えたら浮いてしまい花と認識できず失敗した。




2014年10月30日木曜日

水彩画(3)

三回目は先生が西洋梨をのてくるのでそれを描くことになっていた。
西洋梨を描く理由は形が面白く(丸ではないので)色もとりどり。練習課題としては最適だそうだ。 

クラスを受ける前日に練習として描いたもの


クラスで描いたもの


数日後に練習した自由課題。
はじめは柿がりんごに見えたため色を塗り直した。

2014年10月23日木曜日

水彩画(2)

二回目のクラスでは写真を持ってきてそれを描こうというもの。 私はアルバムの中から描きやすそうなものを4枚引き出して持って行った。
先生に「一番簡単に描けるものは」と聞いたら想像通り遠景の夕焼けに染まる島の写真を指差した。 先週夕焼け空を演習したことでもあり描き易かったが海(水回り)をどう表現していいのかわからず薄いブル=を塗った時点で先生にアドバイスを求めた。
先生はブラシをドライにして軽いタッチでブルーをさっさと左右に筆を入れたたとたんに海面となった。 これだけでまともな絵画になった。 




ついで水蓮を描いたが周りの葉っぱと水面を描くのは難しい。私は詳細を描くのが苦手だからこね回しているうちに油絵風になってしまうのだ。 


2014年10月16日木曜日

水彩画クラス(1)

Edomonds Art Studios Tourから一ヶ月ほどたってKim Caldwellのカレンダーを眺めていると自分も水彩画を描きたくなった。 Kimの水彩画の Class を検索すると第一回は2日後なのですぐに申し込んだ。毎週水曜日の夜、6時半から9時まで計6回 費用は$105、Supply Listもらって急いで道具を買いに走った。 何しろ中学以来60年ほど絵を描いたことがない。 指定のアートショップに飛び込み絵具、専用画用紙、筆など計20点ほど買い揃えたがプロが使う店なので品質はよいかもしれないがべらぼうに高かった。
道具を整えただけでいつでも絵が描けるようなうきうきした気分になった。 新しいランドセルに教科書と筆箱を詰め込み初めて小学校に通うピカピカの一年生のような気分だった。
受講生は20代から70代までの10人、男性2人、女性8人 今まで油絵を含め経験のある人が4人、あとは初めての人ばかり。 講師のKimは初心者が多いので1時間ほど道具と絵を描く準備、基礎的な色の塗り方を丁寧に説明、実演してくれた。 水彩画の画用紙を筆で何度も塗らして乾いてから上段にブルーをグラデーションをつけて塗り中段に赤を、下段には黄色を同じようにぬった。 いとも簡単に色つけしているように見えたが塗り終わってみるとそれがきれいな夕焼けの空になっていた。絵画歴28年のベテラン画家の筆さばきである。
Kim は「基礎が大事です。 誰もはじめから大作・傑作は画けません」と釘を刺すようにはっきりと言った。 「さあ皆さん何でも好きなものを好きなように描き初めてください」
と言われても私は何を描いてよいか判らないのでKim の描いた夕焼けを真似して描いた。
私の絵はくすんで見え曇り空になった。 



隣に座ったLindaは60代のおしゃべり好きで屈託のないおばあさん。 同じく初心者だが持ってきたのは絵具3色と筆一本、画用紙一枚とパレット代わりの仕切りのあるプラスチックの箱に筆を洗うための空き缶だけ。それでも絵の具だけは赤、青、黄の三原色をそろえているのでどんな色でも創り出せる。 講師のKimに「あなたはとてもスマートだわね」と褒められていた。 Lindaの描いた絵はLas VegasにあるRed Rock Garden だと言って青い空に赤茶けた岩山、サボテンを配し中央には雷が落ちて炎が舞い上がるような(意味はないかもしれないが)つむじ風のような次第に太くなるラインが描かれていた。 明るく楽しい絵だった。 何よりも彼女は描くことを楽しんでいた。
彼女が描き終わって席を立ち他の人の絵を見て回っているので私も一緒に他人の絵を見て回った。 他の初心者4人も道具はまちまち、プラスチックのお皿をパレット代わりに空き缶か、空き瓶、筆一本、花やら鳥やら風景をかって気ままに描いている。 幼稚園の「お絵描き」クラスのようである。 それでももともと絵心があるのか生き生きとして絵になっている。
講師のKimはそれを見ながらいろいろアドバイスをするのである。 このクラスは絵のOn the Job Trainingなのかもしれない。
私はいざ好きなように描きなさいと言われても何も思いつかず講師の真似しかできない自分の想像力のなさと勢いのない筆使いからして私は絵のセンスがないのかもしれないと初回から気後れしてしまった。
それ以上にリストされた道具をはじめから買いそろえなければならないという頭の固さ、道具をそろえて嬉しがっている自分がはずかしくなった。
アメリカの人は何事につけてもはじめから発想が自由で行動が自主的である。 私は長年アメリカに暮らしていてもいざとなると言われたとおりにしかできない習性が身についていてアメリカ人のように自由に自主的に行動できないのである。 
そもそもこのクラスに参加したのは<水彩画の技法>を学ぼう、技法さえ習得すれば私もKimのような絵が描けるはずだと言う安易で浅はかな気持ちがあったからだ。

絵を描くのはそういうことではなさそうである。私には何か大切なものが欠けていると初回で悟ったのはまだ幸いだ。 来週から気を取り直して再出発しよう。


2014年10月12日日曜日

マララさん ノーベル賞受賞 会見スピーチ

命がけの活動からくる訴える力の強さ。
大人にも優る冷静さと周りの人に配慮する優しさ。
パキスタンとインド両国の平和を願うなど
真のノーベル賞受賞にふさわしい
彼女の勇気に感心し、この文章に感動し
彼女の訴えに心から共鳴し最大の拍手を送りたい。
ぜひノーベル賞授賞式でパキスタン・インドの首脳会議が
実現することをのぞみたい。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20141012-OYT1T50145

2014年9月26日金曜日

Edomonds Art Studio Tour (4)

Three Graces Studio (水彩画)

3人の画家の共同Sutudio であるがKim Caldwellの水彩画が一番気に入った。
水彩画の色の優しさと油絵のダイナミックさを兼ねたユニークな画風。
彼女の絵を配したカレンダーを買った。 本当は本物が欲しかった。 
彼女は水彩画のクラスを持っている. 10月からShoreline Community Center
で始まるという.















2014年9月24日水曜日

Edomonds Art Studio Tour (3)

Pisces Studio (d’Elaine Johnson アクリル絵画)
町の外れの小さな道の突き当たりに草が茂ったゲートが あった。 Edomonds Arts Tourなるサインがなければ引き返すところだった。 車がやっとすれちがえる狭いゲートをくぐればそこは大邸宅の入り口であることがわかった。 一番近 くの建物にゆくまでにアプローチが100mはある。
最初の赤い建物がアトリエであった。 キッチン、リビング、3ベッドの平屋全体ががアトリエでガレージは画材倉庫であった。 彼女の絵は中南米の神話をもとに描いたスピリチュアルで前衛的な絵画である。 家のいたる所に彼女の絵が掛けてあり少し異様な雰囲気であった。
彼女は中央の一番大きな部屋で来客の対応をしている。 年齢は70を過ぎているだろう。
100年前のヨーロッパの貴婦人が来ているような長いドレスを着て私にも丁寧に自己紹介して一通りの説明をしてくれた。 画家と言うより美術館のキュレイターのようだった。
私 の興味はもっぱら家の外にあり裏庭に出ると30mほど先まで芝生になっていてそこから眼下に海と対岸の島とOlympic Mountainsの山々が見えた。 アトリエのそばの道を下れば彼女の居住する邸宅が見えるがそこまでは入れない。 帰りにふと横を見ると超高級車やス ポーツカーやクラシックカーが5台ならんでいた。 とにかくここは別世界だ。








2014年9月23日火曜日

Edomonds Art Studio Tour (2)

David Marty Studio (油絵)
彼の絵は典型的な西欧風景画 どんな家にでも合いそうな無難な絵画である。 個人的にはこのような落ち着いた絵がすきだ。 

彼のアトリエは海より少し離れた丘に最近建てられたと思われる大きな家に一角にあった。一階は階段を中心にリビング、スタディ、ダイニング・キッチンまでオープンで大勢のゲストを受け入れパーティを催すことを前提としたアメリカ人好みの間取り。最近入居したばかりなのか彼の作品は無造作に床の端に立て掛けてあるか書斎やキッチンの棚に重ねておいてあった。 家が大きいだけにどんな大作でもよく合うだろうと少し残念におもった。



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2014年9月22日月曜日

iPhone6

iPhone6が発売3日で1000万台売ったという. Appleのマーケティングの凄さをつくづく感じさせる出来事だけど、たかが最新のスマートフォンの発売にここまでフィーバーするファンの気持ちが計り知れない. 数量限定ではなく少し待てば同じものを手にする事が出来るのに徹夜で並ぶ意味がどこにあるのだろう.
すこしでも早く手に入れて仲間に自慢する若者に少しむなしさを感じるのは私が年齢を取ったからだろうか?

Edomonds Art Studio Tour (1)


隣町のエドモンドは海沿いの人口40000の美しい町である。対岸はBain Bridge IslandやWeddbey Islandなどの島が並びその向こうには万年雪をかぶった国立公園のOlympic Mountains が見える。 まさに絵になる景色が町全体にある。 そのせいか多くの画家や写真家、彫刻家が住み毎年5月末にはEdomonds Jazz Connection Festivalがあり
Edmonds Arts Fairが開催され近郊から多くの人が集まり賑わう。 
今年は9月20−21日にEdomonds Art Studio Tourと称して26件のアトリエ、画廊が一斉にオープンして作品を公開し即売するイベントが開かれた。 普段はあまり絵画や彫刻に興味がない私だが彼らの作品を見ることもさることながら普段は知ることのない芸術家と話せる滅多とない機会でもあり彼らのの生活を垣間見ることもできるので回ってみることにした。
ほとんどのアトリエは車で10分以内にあり物理的には2日間で回ることもできるが実際は半分も見ることができなかった。その中で気に入ったスタジオの数件を紹介しよう。

Heaather Mcgilvray Studio (草木染め)
自ら織るシルクスクリーンに草木染めしたもの。 アメリカには似合わないシックな色調、何処か日本の着物織物に似ていると思ったらやはり参考にしていると。 アトリエの周りはイングリッシュ・ガーデン風の庭園で数え切れない植物が植えられていて染料の草木はすべてそこから取るそうだ。
彼女はバージニア大学とワシントン大学で研究した博士号を持つ数学者。 織物も自分でデザインし織機も自分で設計し特注したという。趣味だけではなかなかここまではできない。
アメリカでは全く畑違いの仕事を二刀流でこなしている人がかなりいる。
ご主人はボーイング社に務める航空エンジニアだという。 
長いシルクスクリーンのスカーフを3枚と夕焼けの海岸を織り込んだ額入りを一つ購入した。












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2014年9月19日金曜日

スコットランドの独立は ”NO”

スコットランドの独立の国民投票の結果独立は否定された.イギリスも世界も金融・経済の混乱を回避でき一安心というところだろうがこの独立運動, 国民投票の世界への衝撃は大きく多民族・多宗教国家に刺激を与え不安定な状況が続くと思われる.
私は選挙の結果云々よりも独立問題が暴力闘争より民主的な選挙でで決着がつきイギリス,
スコットランド双方が結果を尊重するという民主主義のお手本を示したようで嬉しく思う.
さすがに民主主義の発祥の国、 日本を含む多くの国が学ぶべきであろう.

2014年9月13日土曜日

朝日の罪と罰

朝日の記事撤回と謝罪が続いている. 
何しろ誤報や誇張と知りながら長期に渡ってしらを切るか抗弁してきたのであるから基本的にそのような体質であったのかもしれない. 掘り下げてみればもっと多くのにたような記事があるかもしれないしその為に被害を被った人がいるかもしれない.
いわゆる<従軍慰安婦>の記事は一連の記事としては国家・国民にとって余りにも大きなダメージであり朝日の罪は言葉では云い表せないほど大きい. 数回の謝罪では国民として納得行かぬし朝日自身の名誉回復もない.
朝日は主要各国の大手メディアに数回に渡り全面広告を出し事の経緯と記事の訂正・謝罪を掲載するべきである.それが国家・国民への謝罪の仕方だろう. 
それでも長年にわたるダメージは回復できないのである.

このような事件はアメリカではまず有り得ない.ジャーナリズムの精神構造が違い事件と記事に関する国民の目が違い疑惑が有れば徹底的に追及し議論(Charenge)する国民性が違う.
真実の追究・情報公開とジャーナリズム(報道と表現の自由)とは民主主義の基本である.
これを実行するにはジャーナリズムの自覚しかない.
「筆は剣よりも強し」と言われるが間違って使えば剣より遥かに恐ろしい凶器になるのだ. 

2014年9月9日火曜日

錦織、健闘 

錦織は優勝こそ逃したが夢つなぐいい戦いだった.
敗因が素人目にも良く判るサービスミスが続いて自滅の感じ.一方チリッチは120−130マイル(時速200km)もの強烈なサーブがよく決まった.
背丈が20cmも違えばコートのカバー範囲は40cmも違うだろう.このままでは勝つチャンスは1%もない.
しかし決勝に来るまでにランク上のプレイヤーに勝っているので勝機がないわけではない.
彼はまだ若いし今回は優勝しなくてよかった. 優勝していれば次回から守りになるからだ. 「次こそは優勝を」の期待が続く限りファンも付いてくる.

スポンサーのユニクロ、柳井会長は錦織選手に特別ボーナス1億円を支給するという. 500万円ではみみっち過ぎる.1000万円では誰もが驚かない.
 錦織の活躍でユニクロは大いに名前を売ってがこのボーナスでさらに評価を高めたに違いない.さすがに柳井さんやることがスマートだ.

2014年9月7日日曜日

テニス USオープン 錦織圭 決勝へ

錦織圭のUSオープン準決勝はまさかの堂々たる勝利であった.
フルセットの試合を見たのは初めてだしテニスには今まで余り興味がなく知識もなかった.
とにかくランキング上位の選手は殆ど190cm近い大男ばかり,当然腕の長さが違ってくる.頭からランキング一位のジョコビッチに勝てるとは思っていなかった.
この試合の錦織のテニスは追い込まれても盛り返す粘強さを見せてくれたが、一方負けたゲームに対するこだわりがなく何かサバサバしているように見える.切り替えが早いのだろう.
試合後のインタビューも英語で自然にこなしていたが13歳から一人でアメリカ暮らしをしている逞しさと自信が現れているように見えた.
だから明日の決勝戦もなんだか気楽に見られるのである.

2014年9月4日木曜日

安倍内閣の改造人事

安倍改造内閣が3日に発足した。主要閣僚が軒並み留任したがこれが最大に評価できる点である.
新聞では ー初入閣は8人にとどまり、入閣の「適齢期」に達していた待望組の多くが人選から漏れた。安倍首相らは副大臣などのポストで処遇する一方、次の内閣改造時での厚遇を匂わせ、期待をつなぎ止める考え。だが、「党内にたまった不満のガス抜きは不発」との見方が広がる。ー と相変わらずの古い政治スタイル丸出しの表現だ.

 大臣に就任して一年や二年で政策が実効性のある姿を現すのは無理であり総理大臣はもとより少なくとも3−4年は継続するべきだろう.
今までの内閣改造はサラリーマンの定期異動見たいなものであまり意味を見いだせなかったが今回は財政再建、TPP交渉、安全保障問題、外交全般など無二として継続的に取組まねばならない諸問題が山積しているのでこれらの閣僚が留任することは当然だろう.特に首脳や閣僚の国際交流が今までになく頻繁になり内閣も国際ネットワーク創りが必要となってきた時期ので外務大臣の留任は良かったと思う. 

2014年9月1日月曜日

我家のトマト



    

今年は3月半ばにサン・ゴールドという品種のミニ・トマトを植えた. 昨年に比べれば1ヶ月ほど早い. そのせいか7月末に収穫が出来た.これも当然昨年より早い.8月半ばから毎日10個は採れている.今が最盛期で平均20個になった.色は真っ赤にならないが果物のように甘い. 毎日新鮮なトマトを食べられるのは最高に幸せだ.