2012年8月31日金曜日

ロムニー受諾演説

8月30日 共和党全国大会でミット・ロムニーが正式に共和党大統領候補としての受諾演説を行った。 
演説は自分の生い立ちの紹介、ビジネスサクセスストーリーとオバマ批判に終始し米国大統領としての世界観がなく、大きな政治理念な見えない「格調の低い」演説に終わった。
今のアメリカで経済が一番の問題であることはわかるが経済/仕事だけではアメリカの政治は回らないしアメリカの諸問題は解決できない。 
前日のライアン副大統領の力強く明快な演説とは対照的。 これがライアン大統領、ロムニー副大統領のコンビならよかったのにと思わせる疑問符がつく演説であった。

2012年8月28日火曜日

共和党 ロムニー・ライアン コンビ

共和党 ロムニー・ライアン コンビ
共和党の党大会が開かれミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が正式な共和党大統領候補に選出された。
このところロムニー候補lの支持率がじりじり上がって民主党オバマ大統領党大会がほぼ拮抗している。
支持率を上げている理由は下院議員 ポウル・ライアンを副大統領候補として選んだこと。 ライアン議員は42歳の若さながら下院の予算委員長を務め「小さな政府」予算削減実現の先頭に立っている。
彼の主張は税制改革ー減税主義、高齢者医療保険の改革、徹底した予算の削減で論旨明快、若さと歯切れの良さで共和党支持者だけでなく右はティーパーティから中間層、中小企業経営者まで幅広く取り込める魅力がある。
何事にも曖昧で歯切れの悪いロムニーの弱点を十二分にカバーできる人物であると感じた。 ロムニー陣営最大のヒットである。
楽勝と考えられていた民主党オバマ大統領をひっくり返すチャンスが多いに出てきたとおもわれる。


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2012年8月22日水曜日

日韓関係が怪しくなってきた。

日韓関係が怪しくなってきた。 もともと韓国の大統領選挙がらみのパフォーマンスとは言えこれだけエスカレートしてくれば双方の国民感情は悪化する。
苦境に立った政府や為政者が隣国叩きをして窮地を脱するのは古今東西,常套手段であるが今回は双方の力関係の変化がベースにあり米中の狭間 にある日本の立場からみれば非常にタイミングが悪い。
李明博大統領は今年に入ってから訪米、米韓貿易協定推進、TTP参加など外交攻勢を強めてきた。 李大統領は日本生まれ、いわゆる在日韓国人であったし極貧の中から立ち上がった立志伝中の人。 個人的に反日感情があって当然のこと。そのような大統領のパフォーマンスに加えてそれを可能にしている国力の表れだと思う。
一方日本は相変わらず政治が混迷を続け国内問題山積で国会審議は遅々として進まず周辺国との領土問題に毅然として取り組む余裕はない。
戦後の日本はアメリカの傘の下で安穏と過ごすだけでInternational Power of Politics, Geopolitics, を考えることをしなかった。
国家があり領土があり民族が存在する限りこの種の紛争は絶えることがない。国際的にきれいごとは通用しないのである。
日本には軍事力がなく(自衛隊があっても実質的に軍事行動はできない、または制限がある) それを見透かされているから外交力もなく、経済力は落ち目であり政治は混迷を深めている。隙間だらけの日本に竹島は韓国の、尖閣は中国の、北方四島はロシアの触手が伸びてそのうちに領有されてしまうかもしれない。
残念なことに鳩山由紀夫が首相を務めるような国にはまともな政治や外交はあり得ない。 
国民が政治と外交に目覚めなければ日本の再生はありえず凋落の一途をたどるしかない。
未だ力は残されているがとやかく言っている時間はないのだ。 議論するだけや問題の先送りは政治にならない。単独採決であろうが解散であろうがとにかく先にすすむ。 今はそれしかない。

2012年8月10日金曜日

ロンドンオリンピック サッカー

ロンドン・オリンピック~サッカー
わたしのオリンピック観戦はサッカーに始まってサッカーに終わった。
アメリカのTV局は自国の強いスポーツか人気のスポーツしか放映しないがサッカーは幸いにもアメリカの女子サッカーが世界ランキング一位であり最近ポピュラースポーツの仲間入りをしたのでサッカー専用チャンネルができて24時間放映している。
日本は男子、女子チームとも準決勝、決勝まで勝ち進んだのですべてののゲームが放映され二週間は期待と緊張を持ち続けて楽しむことが出来た。
二年前の男子W杯も見たし昨年の女子W杯の試合も見たがわずか1ー2年の間に日本のサッカーは随分進化したものだ。 個人の技術、組織プレーとも世界のトップレベルにある。期待どうり、いやそれ以上の活躍といってもよい。
しかし準決勝以降は体力とスピードの不足が目立った。 これが勝負の分かれ目。これはサッカーだけの問題ではなく日本のすべてのスポーツに言えること。国をあげての 体力作り、スポーツ振興に力をいれてほしいものだ。