2014年11月24日月曜日

アメリカ国民の離反

オバマ政権の中でいま最も重要と考えられるヘーゲル国防長官の辞任が伝えられた。
兼ねてからシリアへの地上軍派遣の必要性を直接間接的に示唆していたがオバマの地上軍派遣はしないという基本方針に変わりなく閣内の大きな亀裂が一般市民にも見て取れた。
中東情勢の理解は難しく歴史や民族、宗教から見て中東諸国の和平、まして長年にわたるイスラエルーパレスチナ紛争の解決など一朝一夕にできるわけはなく軍事介入も簡単ではないことはわかる。
しかしオバマの外交政策は現実離れした理想主義的和平路線であり各当事国としては受け入れがたいものであり国内的にも弱腰と非難され支持されていない。
究極の目標としては間違ってはいないが現実に和平が実現していないばかりかむしろ混乱を深めているように思われる。
ごく最近にはライス補佐官の「イスラム国」の空爆の進言を受け入れて中途ハンパな介入をしていることでヘーゲル国務長官のメンツ丸つぶれで辞任せざるを得ない状況だったと思う。
何れにしてもオバマの平和主義は最終的には力の政治・外交を基本とするアメリカ気質には受け入れられず国民の離反を招いている。
財政問題、医療改革、外交路線などオバマには現実に基ずきもう少し歩み寄る姿勢が必要なのではないか。 

2014年11月19日水曜日

水彩画(6)

水彩画クラスが今日で最後になった。
2時間半のセッションが6回もあったのにあっという間に終わってしまった。
絵を描くことの面白さが判ってほぼ毎日絵筆を取っている。
6”x 8”の画用紙に一枚の絵を描くのにスケッチに約2時間、絵具を使って描くのに約3時間かかる。 一般的には速書きの方だ。 私は性格的にせっかちで最初の色が十分乾かない間に次の色を加えてしまうので色が滲んで失敗することが多い。もっとも と云って乾かない間に次の色を加えてにじませる手法もあって柔らかい表現が可能だがにじまませ具合が難しい。
また色を作るのが難しい。 あまりいろいろ混ぜすぎると暗くなるので何度もやりなおすことがある。 やっと思い通りの色ができたと思っても量が少なすぎて絵の具が足らなくなったりする。 水をふくみすぎても少なすぎてもダメ。 色を塗る前に十分な準備が必要ということ。 
何しろ習い始めてからまで1ヶ月半。 まだまだ修行が足りないのがどんどん深みにはまりつつある。






2014年11月12日水曜日

水彩画(5)

次の画題を探してアルバムやCDを見ながら気に入ったものをピックアップしていたらほとんどがフランスやベルギー、スイスの写真でさすがヨーロッパは絵になる景色が多く改めてヨーロッパの街並みやカントリーの美しさを再認識したのであった。
さて始めに取り上げたのは2005年の夏に息子がビジネススクールに通って居た時に住んいたフランス、フォンテンブロウ郊外のFericyという小さなCountry Village. 息子が借りていた家に2週間滞在した。 とりたてて紹介するものは何にもないが普通の何気ない田舎の空気と静けさが未だに忘れられない。 隣町の朝市でバゲットを買い新鮮なサラダと食べた朝食の美味しさ。 もしフランス語が話せればこんなところに住んでみたいと思った。
初めて描くカントリーの景色は遠景は比較的上手く描けたが家並みと手前の林がどうしてもバランスよく描けない。景色だけならなんとかごまかせるだろうが家の書き方は習わないとどうしても浮いてしまう。 また右の林と左の麦畑のバランスが良くない。
いくら書いても一部が良くてもその他は失敗で満足行くのはひとつもない。 描けば描くほどこね回して悪くなりフラストレーションが溜まるばかりである。




2014年11月5日水曜日

水彩画(4)

今週の演習は写真を見て描く事。 取り上げた写真の場所はよく覚えていないが鎌倉市内で小川が流れている住宅街だと思う。 構図がシンプルで花を除けば描きやすそうに思ったから。はじめは木のグループを描く練習のつもりで空を重ねたら木の集まりのように見えたので成功。 あとは川岸の石垣と橋と水の流れを追加するだけ。うまくいたつもりが花を書き添えたら浮いてしまい花と認識できず失敗した。