鳩山内閣がスタートしてからわずか1週間、期待と不安が入り混じる中、鳩山首相初め閣僚の仕事ぶりが次第に現実味を帯びてきた。
閣僚の顔ぶれを見れば各部門の政策通、専門家をそろえた適材適所といってもよいだろう。
民主党幹部、連携与党の首脳も取り入れた内閣で意見調整さえうまく行けば政策遂行は問題なさそうだ。
大きな政策転換が実効されようとしているのでかなりの調整が必要、また摩擦が避けられないがすべての人に良い政策などありえない。 国の形を変えなければならないという大命題の元に多少の不便や苦難は辛抱しようではないか。
メディアも枝葉末節のネガティブ記事ばかりかかずに「良いものは良い」 「悪いものは悪い」とストレートな記事を書くべきだ。 メディアは国民の気分・世論形成に大きな影響力があるので建設的な記事が内閣や政治を育てることを多いに認識してほしい。
鳩山首相は22日に初めての国連総会で演説、地球温暖化に関してCo2 25%削減の思い切った公約を発表したが残念ながらアメリカのメディアの露出度はゼロ、 TVの画面に映るのはオバマ大統領以外は中国の胡錦梼主席だけ。 アメリカ全体がいかに中国を重視しているかが伺い知れる。
しかし鳩山首相は緊張はしているが違和感はない。 若いときにスタンフォード大学に留学経験が外国首脳とのやり取りに多少なりとも余裕を持たせているのではないだろうか。
今までの首相とは一味違う感じがするの。
いずれにせよ自然体で世界に通用する日本の首相になってほしいと大きく期待が膨らんでいる。