2009年11月14日土曜日

久しぶりの日本(6) 意識が変わった

日本に滞在中必ず話題になったのが政権交代。 みなの意見は政権が変わってよかったという。 しかし民主党に変わったからといってそれほど急激な変化を期待しているようには思えなかった。 
以前には友達の間では政治の問題はほとんど話題にならなかった。 
しかし今回は選挙・政治に深く関心を持ったという人が多かった。 今まで政治は別物と思っていた人が政治が自分の生活に大きな影響を及ぼすものであり自分たちもまた政治に影響力を持っていることを認識した。 これは非常に大事なことであり政権交代以上に大きな意味がある。
私が語らう仲間はほぼ大学卒Upper Middleの社会人だ。 一般的には中道保守のクラスに入るだろうがこの人たちが自民党に見切りをつけ政権交代を選んだのは日本はもはや経済的にも政治的にも下り坂であるという認識のもと何とかしなければ日本は持たないのではないかと思い始めたようである。 日本で国民による本当の政治が生まれつつあるように思う。