マスターズは“Invitational”
マスターズ・ゴルフ・は“Invitational”だから主催者が招待すれば誰でも出場できる。 クオリファイド・プロ以外に世界のベストプロ、歴代のチャンピオン、米&英アマチュアチャンピオンその他傑出した成績のあるJr.チャンピオンなど新旧プレイヤーを集めたゴルフ・ページェントだから往年のスター選手から現役のトップスターたちからあまり馴染みのないアマチュア選手まで見ることができる。
ただし決勝ラウンドには上位50人ぐらいまでだからもし出場プレイヤー全員を見たければ初日と2日目の予選ラウンドを見るほうがよい。 特に往年のスターたちはさすがに決勝ラウンドには残れないので彼らのプレイを見たければ予選ラウンドに限られる。
ゲイリー・プレイヤーは今年が連続51回目の出場というからシニア選手を除けば彼が初出場した年には現役プレイヤーはまだ誰も生まれていないことになる。 アーノルド・パーマーの初優勝は50年前でまさにゴルフの年代記を見るようなものだ。
ワトソン、マイズ、ランガー、クレンショウ、ズラーの顔も見える。 パー3コンテストにはJ.ニクラウスも顔をみせたし解説席にはN.ファルドもいる。 ゴルフを始めてから42年になるがその間にゴルフの歴史に名前を刻んだ人たちが一堂に会しプレイするのはここしかないだろう。
さて予選ラウンドを終わって45人が決勝ラウンドに進んだ。 リーダーは8アンダーのT.インメルマン、スター選手の中ではP.ミケルソンが5アンダーで3位につけている他はM.ウイヤーは2アンダーで8位タイ、 J.ヒューリック、VJ.シン、タイガーが 1アンダーで13位タイにつけている。 スター選手がもう少し上位につけていると面白いが明日以降の決勝ラウンドの追い上げに期待しよう。