2012年12月29日土曜日

The Man of The Year

今年最も活躍した人, 歴史に残る人 − 野田前首相

任期一年余りにして民主党と自民党双方に引き摺り下ろされた形の野田首相だが こんなに難しい内外の政局にあって今まで誰もが判っていて誰にもできなかった「消費税増税」を可決し「財政と福祉保障の改革」に筋道を付けたことはおおいに評価されるべきである。
もし野田首相が党利党略、私利私欲を優先する人物であれば「消費税増税」は遡上にあげないばかりか解散にも言及しなかったと思う。 
解散することが負け戦であることが判りながら解散したのは財政改革がさけて通れない日本の課題であり先送りしては行けない、 自分しかやれないと決意しての遠謀深慮の末の解散であったと思う。
民主党は大敗したが異質な宇宙人や黒幕が党を去り本当の民主党の仲間が残ったのだから純粋民主党として再出発することができるのでよかったのではないか。
野田首相の決断と業績は後年輝いて見えてくると思う。