2012年11月4日日曜日

ハリケーンの被害

ハリケーン サンディが東海岸を襲ってから一週間が経った。 時間が経つにつれて被害の大きさと復旧の困難さが浮き彫りにされてくる。 停電は巨大都市と郊外の人口密集地帯の生活全てを麻痺させてしまう。 ガソリンスタンドの給油ができないと車が動かない。 電車はストップしたまま。 人やが物が動けない。 コンピュータが使えなければ仕事もできない。 近代都市は99%電気に頼っている。
広域の停電は復旧作業を困難にする。 照明なし熱源なしでは個人の生活も困窮を極める。 避難生活をしている人の映像は東日本大震災を思い起こさせるが社会的なインパクトは今回のハリケーン被害の方が大きい。
何しろ世界の中心ニューヨーク市の機能が麻痺半分している 。 ニューヨークにある三大空港はやっと使用出来るようになったがダイヤの乱れは世界中に及んだ。  周りのインフラが復旧していないので来る人も来れないし出て行く人も出られない状況が続いている。
息子家族はニュージャージー州北部の小さな街に住んでいるが幸い被害を免れ電気も翌朝には通じた。 すぐ隣の街ではまだ電気が通じていない。 近所の知り合いや友人がPCの充電や仕事に来るそうでガレージから直接入れる地下室を解放している。
 被害は免れたが生鮮食料品が不足しているようだ。 差し入れしようにも郵便局も宅配便も配達の保証はない。 しばらく様子をみるしかない。
昨日TVで赤十字が救援募金を始めたのを知りインターネットで募金をした。
ラジオやインターネットで知るかぎり日本での報道は2−3日にとどまり被害の実態を伝えているようには思えない。 また救援募金を開始したニュースは聴いてない。
東日本大震災ではアメリカから救援活動、援助募金など精神的にも金銭/経済的にも随分お世話になった。 今度は日本がお返しする時だろう。 早く始めてほしい。