2012年11月26日月曜日

新政党に批判的なメディア


12月16日の衆院選挙に向けて各党の選挙活動が活発化しています。
日本のメディアはどの政党に対してもネガティヴな記事が多いのですが特に新政党:日本維新の会や太陽の党, 両者の合流に対しては批判的な論調が目立ちます。
石原代表が「大同小異」を唱えて維新の会やみんなの党、減税日本などに合流を呼びかけているのを選挙目当てだと批判していますが自民党・民主党主流の政治を打破するには数が必要でごく当たり前のことではないでしょうか。
自民・民主両方で毎年のごとく総理大臣が入れ変わるのは本人の資質もさることながらねじれ国会が原因で国会運営がままならぬことが直接の原因でメディアがどうでもいいようなことを取り上げて政党や大臣をたたくので国民自身がいつも政治家に対して批判的、政治不信を招くことにも多いに原因があると思われます。
メディアとしては新党が出てきた背景と意義を理解し期待とサポートを表明する記事があってもよいのではないでしょうか。
どんな仕事でもある程度の時間がなければ良い仕事などできません。今回の選挙でどの党が第一党になるのか、どのような連合ができるのかはもちろん重要ですが、選ばれた人をどう支えていくかがとても大切な気がします。
国民全部が満足するような政策などある訳がありません。 要はどのように異なった意見をまとめコンセンサスを作り上げてゆくのかが喫緊の問題です。
今の日本に、これ以上足の引っ張り合いをしている余裕はないはずです。
国民も理解と忍耐と積極的な意思表示、サポート姿勢を持たなければなりません。 
日本の民主主義の真価が問われる時だと思います。