このような状況なら投票マシーンを増やすか従来の不在ペパー投票の期間を事前に拡大すればよいと思うが今回の選挙には間に合わない。 とにかく投票率が予想をはるかに上回るようでそれが不在投票にも表れているようだ。
今回の選挙がこんなに盛り上がる理由は
1. 曲がり角に立っているアメリカにオバマという新しいスーパースターが誕生しつつあり彼に希望を託すという機運が大いに高まっている。
2. 若者のの新規登録が大幅に増えている。
3. オバマという黒人候補が立候補したことで今まで選挙に関心の薄かったマイノリティ層が投票しようとしている。
4.オバマが2週間も前から各地の演説で選挙日を待たずすぐに投票に出かけるよう促していることも大きい。
5. 予備選のときから民主党は指名争いが拮抗しヒラリー(女性)対オバマ(黒人)というどちらがなっても初の大統領という大きな話題があった。
6. 本選終盤では劣勢のマッケーンにペイランという女性副大統領候補が躍り出て一気に話題をさらってしまったこともある。
マッケーンはオバマに平均して5-6ポイントのリードを許していたにもかかわらず最後の追い上げは凄まじいものがあった。 この迫力を一ヶ月以上までに示していたならば国民の反応の少し変わっていたかも知れない。 冷静なオバマも最後の数日は「最後まで気を抜くな! 投票が終わるまで結果はわからないのだ」と支持者に訴えている。 私はオバマの楽勝と見ているがさて明日の投票結果はどうなるだろうか。