2012年5月6日日曜日

キッチンのリモデル(8) Almost Fire

5月3日には電気工が配線工事にやってきた。 元の配線をチェックして「大変なことになっているよ」と壁の中にあった黒ずんだコードコネクションのBoxをみせて「もうすぐ火事になるところだった」といった。Boxの外側には熱で溶け出したコードかテープの塊が付いていた。誰かが異常な(違法)つなぎ方をしたらしい。 つまり途中からコードを付け足して安易に配線していたのである。 許容量異常の電流が流れるとブレーカーがダウンする。 これまでコヒーメーカーとトースター・オーブンなど2つの電気製品をつけるとしばしばダウンしていたのはこれが原因であった。
キッチンを改修しないでこのまま住み続けていたらいずれ火事になるところだった。 
彼はこの焦げたBoxを悪い配線をするとこうなるという教材として学校に送ると言う。
プロジェクトの番外でファミリー・ルームのシーリング・ランプの取り付けもついでに頼んであるが天井を大きく壊すことなく一時間ほどでいとも簡単にランプの取付けとスウィッチをインストールしてくれた。 一年前にローカルの会社と個人に同じ事で見積りをとったら工事が大げさで$800から$2000と云われ見送っただけに彼が気前良くやってくれたのは本当に助かったし嬉しい。 この電気工もウクライナ人、名前はVitaliy, オレゴン大学卒業のエンジニアである。