2011年9月8日木曜日

デッキの補修

家を買う契約をしてからInspectionに入る。 もしInspectionで重大な欠陥が見つかればキャンセルできるし補修を売手に要求することができる。 もし売手が拒否すれば正式な契約に至らない。 昨年の7月に家を買いInspection した際に裏庭のデッキの床の一部が腐っており補修が必要といわれたが家自体がとても素晴らしかったのととりあえず危険はないのでそのままの状態でクレームもせず受け入れた。
これと屋根のシングル(杉板のかわら)が気になっていたが大工仕事とペンキの塗り直しは乾季(6月半ばから9月半ばまで)でないとできないので今夏まで持ち越しになっていた。 
さて見積もりをとったら最低は床だけの補修とペンキの塗り直しで$460+Tax、最高は床と手すりの補修、床の柱の補強も含めて全部で$2,600+Tax あまりの違いに判断がむずかしかった。見積もりに来た時の見積もりの仕方が後者が工事の詳細を説明、広さを実測してしかも私が気づかなかった床柱の補強まで指摘してくれたので仕事の内容が信用できると思って後者を選んだ。 一旦補修するからには5年はもってくれないと困ると注文をつけておいた。
費用は高くついたが結果はアメリカの職人としては最高の仕事ぶりであった。 一旦やった仕事(私はOKを出したが)をManagerが認めずやり直して倍以上の時間と材料費がかかっている。 しかし追加は一切請求なし。 この誠実さはアメリカでは稀有のことだ。 
このContractorはBravo Construction というローカルの事業者だがManager やEmployeeと顔見知りになり気心が知れたのでこれから家の改築、補修工事はここに頼むことになるだろう。 何しろ安心は金銭に変えがたい。
とにかくアメリカでのこの手の仕事はいい加減で納期は守らず結果として非常に高くつくことが多くある。他人に紹介してもらっても保証はない。 値段だけ見て安いものを選択すれば失望する可能性が多いだろう。