2010年5月28日金曜日

大腸がん?(1)

一週間前の金曜日午前3時過ぎ突然の激しい腹痛で目が醒める。 トイレに行くが便秘気味、ガスばかりで腹痛は続く。 その後朝食までに2回トイレに行ったが激しい下痢になってしまった。 痛みは軽くなり朝食はいつものように取ったけれどすぐにトイレに行きたくなる。 昼食のあとまたトイレに行ったら今後は血便が出た。 血便というより粘血の塊で今まで経験したことも見たことも無いが大腸がん・直腸がんではないか?
との懸念が頭をよぎった。 午後2時半かかりつけの医院に電話すると今すぐ来いと言う。 3時に医院に到着したが主治医は患者がいっぱいで時間が無いのでPractionist(医師の代理で診断ができる看護士)が診てくれた。 問診のあと肛門から直接触診、簡易検査した結果痔ではない、感染性大腸炎の可能性が大きいが何らかの要因で腸壁が荒れたり傷ついて出血している、または大腸がんの可能性も否定できないと云われた。
とにかく一刻も早くCT ScanとColonoscopy(内視鏡検査)するようにといって処方箋(両検査の許可証)を書いてくれた。
今は緊急入院して検査しなければならない状態ではないけれどこのような状態が今後も続くようなら明日(土曜日)はすぐに救急病院に行くよう言いわたされた。
オフィスでは緊急に両方を手配するよう電話してくれたが4時を過ぎていたので来週になるという。
さて帰宅してからも軽く食事はしたが相変わらず同じ状態で下血する。 トイレに行く回数は減ったものの翼朝まで状態は変わらなかった。 前日に救急病院にいくよう言われたいたのでMorristown Memorial Hospital の救急に電話すると24時間オープン、医師が待機しているからいつでも来いという。 Morristown Memorial Hospital はCounty最大の病院だが質的にもこれ以上の病院は無い。
ワイフの運転で30分後に病院に到着、受付は「何のために着たのか?」目的を聴く。 保険証を確かめて次の部屋へ送られると係員が症状を聞きPCでベーシックな医療情報をYes/Noで入力。 少し詳しく説明しようとするとYes or Noだけで答えよという。 5分もかからずに診療室に送られた。カーテンで仕切られた部屋で着替えしベッドに横たわると看護士が来て血圧と脈拍を測る。 10分ほどして最初のドクターが来て問診、すぐに血液検査すると云って入れ替わりに採決の看護師が来た。 30分ほどで同じドクターが現れビールス性大腸炎の可能性が高いがとにかくCT ScanとColonoscopyを見なければ結論は出せない。 今日の状況では緊急性はないという。 血液検査の結果が1時間ほどすれば出るのでそれを待つように云われる。
結局病院に入ってから2時間ほどしてから別のドクターが来て血液の状態が安定している(白血球の数値が正常)なので今日は帰っても良いといわれた。 ただし来週早々にはCTとColonoscopyを取るようにと云われた。 この段階でなんとなく大したことはないだろうと楽観する気持ちになった。
朝9時に電話をいれて今日の結果が出るまでわずか3時間。病気の心配もさることながらこの仕事ぶりで気持ちがすっきりしてしまった。 徹底した緊急病院のモデルをみるようだった。