2010年5月9日日曜日

地球温暖化と大災害

地球規模で大災害が続いている。 今年に入ってからハイチ、中国、チリ、インドネシアの大地震、アイルランドの火山噴火、 BP油田爆発とガルフの深刻な汚染ー原因はメタンガスの爆発によるものといわれている。 原油噴出ストップするため鋼鉄製のキャップを被せ底から原油を抜き取る方法が試みられたが失敗に終わりそれ以外の具体的対策は今のところ無いない。 また米国中部、特にテネシー州を襲った大洪水も異常気象のせいである。 オクラホマ、カンサスに多発する大竜巻も同じこと。 これらの一連の災害は地球の動きと無関係ではない。 つまり地球のマグマが非常に活発になっている証拠でこれには原因がある。 
以前にも述べたとおり地球は大量の化石燃料を燃やし続けているのでCo2が地球を覆い太陽から受け取るエネルギーは宇宙に放出されず地球は温室状態にある。 余分のエネルギーは地表から地中に吸収される。 つまり地球は一種の電子レンジで加熱した状態にあり地球の内部はエネルギーを吸収して活性化する。 エネルギーが貯まったマグマは火山から噴出すか動きを活発化させて地震を引き起こす。   
文字どうり地球規模の問題であり一国では対処できない。 また一時的な対策で解決できる問題ではない。 しかも各国は近々の経済対策や政治の思惑で具体的な行動を取るに至っていない。 世界的な啓蒙しか道は無い。 しかしあまり時間はなさそうである。