2010年9月9日木曜日

変わりやすい天気(予報)

シアトルの天気予報だけ見ていれば「また今日も雨だ」と思うほど毎日雨マークがついている。 しかし私が心配していた雨(の量)が続くようだと洪水にならざるを得ないのだが実際は午前中にシャワー(時雨)があるぐらいで雨量としても1mm(推定)ぐらいだろう。 いわゆるよいお湿り程度で午後には青空が広がり気温が上昇するので草花や樹木の生育には理想的な環境である。 花の開花時期はNJとは違うし色鮮やかでとても長持ちする。 NJも比較的雨量の多い地域なので大きな樹木が育つのだがこの地域のDagulus fir (米松)は50-60mまで聳えカリフォルニアのメタセコイアについで背の高い樹だそうだ。 しかしシアトルの年間降雨量はNYの降雨量より少ないという。 「シアトルは雨」という一般的な印象は夏が短く9月半ばから翌年5月まで殆ど晴れ間がない天気予報のせいだと思われる。 今日までまだ2ヶ月の生活だが一日12時間以上雨が降ったのは1日しかない。 これから本格的に雨期に入るがこのようなパターンが続くと有難いのだが。
ワシントン州の天気はアラスカと北太平洋の動きに大いに影響される。 アラスカの寒気団が南下すると一挙に寒くなる。 今はサテライトの働きで逐一地球規模の天気が読めそうなものだがここの天気予報はしばしばはずれる。 はずれる場合はたいてい部分的にも晴れになるのでとてもうれしい。 
家から1kmにHigh Schoolがあるが朝の登校時は気温が12-3度Cなのでみんなパーカーや冬のジャケットを着込んでいるが3時以降下校時になり太陽が顔を出していると(でも気温は15ー16度)男子は上半身裸かTシャツ一枚、女子もカミソールになって歩いている。 ここでは太陽は貴重なのだ。
高校生でなくても一般的に上半身ジャンパーかパーカー/アノラック、下はショートパンツにサンダル(ただし靴下を履いている)といういでたちをよく見かけるがこれがシアトル・スタイルといわれている?ものなのか????