2010年9月8日水曜日

ビーバーとモグラ

隣に住むトムはリタイアした70前後と思しき男性。 顔を合わすたびに話をするがあちらは20年以上ここに住むベテランで新参ものの私にはいろいろ教えてもらうことが多い。
昨日は家の周りを掃除していたが全面的にフェンスがないので隣との境界線が判りにくにので聴いてみた。  特に前庭のドライブウエイの間にある芝生と植込み、松の木がどちらに属するのか判らない。 彼自身も境界線ははっきりしないが自分側は手入れをしたり花を植えたりしているという。 結局境界線にこだわらずきれいにしようということになった。 
ついでに彼の庭を見せてもらった。 デッキから下は階段状に3段の花壇になっておりメープルや芍薬など観賞用植物のほか最下段はダリアの花壇になっていた。 我が家と違って米松の大木は一本もなくデッキと花壇の後ろは谷に向かって大きく開けておりわずか4-5メートル離れているだけでこれほど景色が違うものだと驚いた。 多くの鳥が飛び交うのを見ることができ時折アメリカンイーグルも見れるという。
デッキの下の道に大きな穴が開いているのはマウンテン・ビーバーの穴だといい花や樹木をかじり家にダメッジがあると大変だからといって大型のネズミ捕りのようなトラップをしかけていた。 年間4-5匹かかるという。 当方にもやってくるはずだというがまだ見たことはないし穴も開いていない。 反対側の隣家の庭は我家からよく見えるがモグラの穴があちこちに見える。 3週間ほど前にご主人が穴をふさいでいたがその後すぐに4-5個の穴ができてしまった。 きれいに手入れした芝生の中に円錐形の土の盛り上がりができるのですぐにわかる。 孫とおもちゃでモグラたたきはやったことはあるが現実に見たのは初めて「モグラたたき」とはこのことだとへんな納得をした。 幸いこれも我家には見当たらないが早晩やってくるのではないかと不安顔で我家の芝生をみつめている。