2010年2月9日火曜日

Avator - Academy Award Nominee

評判の映画「Avator]を見に行った。 もともとSFや怪獣ものには興味がなかったが何しろ最新のテクノロジー・3Dの初めての大作であり見るだけでも価値はあるだろうと思ったからだ。 その上にAcademy Awardの9部門にノミネートされてるというから一応は評価されている。
結論から言えばこの映画は3Dを見せるために作られた映画であり動物や樹の枝、飛んでいるクラゲのような虫のような生き物が立体イメージとして画面から飛び出て2-3メートル先にあるような映像が創られている。 しかしこの手の立体映画は昔どこかで見たような記憶がありその時もそのためのメガネをかけたものである。 確かに精度は上がっていると思うもののその技術は目新しいものではないだろう。

この映画にはオリジナリティが何もない。 ストリーも映像も何一つ感動するところがない。 SF宇宙物、 ジュラシックパーク系の怪獣物、 インデアンが近代兵器になすすべがない西部劇、 宮崎駿風のアニメの世界などの寄せ集めの感じ。
前評判や興行成績の割には期待はずれであった。 
映画には何らかのスリル、緊張、感動が必要ではないか。 それが新しい種類のものであればなお良い。