2008年7月29日火曜日

老化防止の運動

ゴルフとエクササイズ

齢をとると共に筋肉は弱り機能は低下する。 本当に老化を自覚し自ら体力維持のための健康法を実施するまでには相当時間が必要だ。 
私の場合一番早く老化に気がついたのは眼である。 60になってから本来の近視に乱視と老眼が入って気分が悪い。 ゴルフに関して言えばドライバーで打ったボールが先の方で見えなくなる。 ドライバーの距離が伸びずショットが乱れゴルフのスコアが悪くなる一方である。
一言で言えば筋肉が衰えてクラブを正しいポジションで支えることができないからだ。 また筋肉を緊張させて力を溜めることができないから(タイミングが早くなり)体がイージーな方に流れてしまう。
一方ゴルフの理論とノウハウは頭の中にいっぱいで頭ばかりが回転してしまう。 気ばかりあせってしまって体がついていかない。 結果としてスウィングを力みすぎてクラブが正しい軌道を走らなくなってしまう。 これを自覚するのに5年はかかった。

さて最近は老化防止のための運動をゴルフ2時間(もっぱらパターと打放し)またはエクササイズ30分(歩行器と筋トレ機械)できるだけ毎日どちらかを実行することにしている。
ゴルフはたとえパターであろうが打放しであろうがいい日もあれば悪い日もある。 
いいショットが連発できれば気持ちがよく悪ければフラストレーションがたまる。 非常にメンタルなスポーツである。 一方エクササイズのほうは単調だ。 ただあらかじめ決めておいたメニューをこなすだけ。 面白くないといえば面白くないが何も考えずに黙々と機械の上を歩き腕をプレスし足を踏ん張ったりしていると頭の中は空っぽでそれがかえって何かしら開放感を与えてくれる。 
最近気がついたがゴルフの思考性とエクササイズの単純性を組合わせることが精神的にも効果があるように思えてきた。 ゴルフだけまたはエクササイズだけでは飽いてしまうだろうがミックスすることによって相互に新鮮さが出てきる。 自分ながらいいことを思いついたものだと自我自讃している。