2012年2月12日日曜日

東大の秋入学

五年先に東大の秋入学が決定した。 
東大は日本の教育の頂点にあり大雑把に言えば日本の子供は東大を目指す。 
東大に入学した学生は選ばれた才能の持ち主だ。東大で教育を受けた優秀な頭脳が日本の学界、政界、官界、経済界を担っているのだ。 つまり東大の教育がよければ日本全体が良くなり悪ければ日本が悪くなる。 海外で高等教育を受けた人なら今の東大の教育は現代の国際基準(?)に当てはまらず、国際競争には勝てないと認識しているはずだ。 多くの東大出身者が認めている。
秋入学は入学を半年ずらし国際的に一般化している9月入学に合わせるだけのことだがこれが広がれば日本の教育改革の始まりになると期待している。 
始めは形(時期)から始まっても次第に教育内容に改革が及ぶはず。 橋下大阪市長が教育改革を断行しているが教育改革のさきがけでいずれは他の県市町村も追随することになるだろう。
今のところ約3割の大学が秋入学を検討すると言われているがこの改革が成功するためには小中高を含む日本全国の学校が9月入学を実施しなければならない。 そして究極は学校選択とかカリキュラムの自由化にあり文部省のコントロールをはずすことだ。
ひいては企業の採用にも影響を及ぼし企業の通年採用に結びつけば結構なことだ。