2015年12月13日日曜日

気候変動枠組み会議(COP21)


第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)は12日、「パリ協定」を採択した。 こんなに早く合意に達するとは思わなかったが世界各地での災害の多発と巨大化が各国に真剣にこの問題に取り組まねばならない現実を認識させたのかもしれない。
実際に南太平洋やインド洋の小さな島国では国全体が水没しつつある。 イタリアのベニスでも満潮時には通りが水に浸かっている。 今日合意したから明日から効果が現れてくるような問題ではないが早く行動に移さねば危機状態はますます回復できない状況に追い込まれるのだ。
会議は先進国と途上国との間で大変紛糾したらしいがまずは大量の炭酸ガスを排出する先進国が率先して実行することが第一だろう。
地球上最大の問題について最多の国が合意したのは歴史的な会議と結論だった。