今期絶好調で地区優勝した後のプレイオフでも勝ち進んだSeattle Seahawks と西岸のライバルSanFrancisco 49ersの間で決勝戦が行われた。
日本では殆ど記事にならないがフットボール・ファンの熱狂ぶりは日本の巨人・阪神戦の比ではない。 シアトルのあるワシントン州はもちろんのこと近隣のオレゴン州、アイダホ州やアラスカ州からも熱心なファンが集まり歓声を上げる。 熱心なファンのことを<#12Man>といい街の至る所, つまり個人の家から自家用車、市バス、シアトルのシンボルーニードル・タワー(東京タワーみたいなもの)の尖塔にいたるまで#12Manの旗が掲げられている。 万年弱小チームだったSeattle Seahawks が今年はQB R. Wilson と RB R. Shermanの活躍,リーグ一No.1のデフェンスで最強のチームにのしあがったうえ決勝戦で宿敵49ersと覇権を争うことになったので盛り上がらないはずがない。
試合は始めからハンブル, サック、インターセプトともたもたしてスマートな試合とはいえず(つまり双方デフェンスが強いということ)前半10−3で49ersがリード。 後半Seahawksが攻撃のリズムをつかみ僅かなチャンスをものにして逆転,しかし試合終了間際49ers QB, 最後のタッチダウンパスが運命の分かれ道。 ゴールゾーン49ers Wide Receiverに投げられたボールはSeahawks Safetyの手にはじかれ隣にいたSeahawksの仲間の手でキャッチされゲーム・オーバー。 もしはじかれたボールが49ersの手に落ちたら逆転というスリリングなゲームだった。
Seattle Seahawks は2月2日のSuper Bawl (NJのMeadowland Stadium )でDenver Broncosと対戦する。
(USAToday) |