2014年7月4日金曜日

サッカーW杯に思うこと(2)

コンセンサスが出来るまでじっくり待つ.
結論を得るまでに一呼吸おく.
それが日本のスタイルなのです.
これは日本人日本文化のDNAなのです.

スポーツと云えば体力や技術以外に精神面でタフネスや試合の駆け引きが重要だとよく云われます.サッカーのプレイで良く見かけるのは<反則>、 反則の仕方と反則の取り方は重要です. 相手の絶対優位な地位で相手の勢いをストップする為に反則をするのは頭脳的反則で自分のチームの危機を救うことになります.ペナルティ・エリア内での守備方の反則は致命的ですから充分注意しなければなりません.一方攻撃側が僅かな接触で転倒し反則を売ることがあります. 審判はオールマイティではありませんから反則と判断することも多々あります.あまり行き過ぎると試合のスピード感を喪失し興味をを削いでしまいますがよくあることで試合を勝ち取るためには<演技力>を磨く必要もあります.

日本チームは基本的にフェアプレイに徹しており好感を持たれていますが一方では組みやすいと見られてもしかたがありません.もっと厚かましさ (Aggresiveness)と駆け引きがあってよいのではないでしょうか. 
厚かましさがないと云うのは何もサッカーだけに限りません.
 個人の取引や会社のビジネスでも積極的で前向きな方が得します.国の外交でも同じことが云えます.
世界はだんだん厳しくなってきて国際的にはフェアプレイの精神は通用しません.

力には力で対抗しなければ相手にゴールを与えるだけです. 日本は積極的に攻める必要ではないので守備には万全を尽くさねばなりません.