2013年5月3日金曜日

憲法改正議論

今日5月3日は憲法記念日です。 日本では最近の国際情勢より憲法改正議論が活発になっています。 特に自民党安倍首相は憲法改正に熱心なようです。 まず94条の「憲法改正には議員総数の3分の2の賛成を必要とする」ことで現状ではなかなか難しい。「過半数で発議を可能」とすれば改正の可能性は180度転換して抜群に高まることになります。 
しかしまずこの議論をするに先立ってなぜ3分の2の賛成が必要としているのかの議論が全く欠如しているのはどうしたことでしょうか。 憲法改正は一般の国会論議,法案の成立のための議論とは全く時限の異なるアイテムであることを忘れてはいけない。
現在の安倍首相の積極性・実行力は買うけれど憲法改正についてはもう少し深い思慮と慎重言動が必要と思います。 と同時に国民の啓蒙・議論の深まり必要でしょう。
もし過半数で改正発議が可能となれば最終決定は国民投票とするべきでしょう。