2013年2月24日日曜日

春一番 − 早咲きツツジ



ツツジにもいろいろ種類があるようで我が家の一本のツツジは2月の初旬に膨らみ始め
下旬には上の写真のように咲きそろう。 周りは水仙やチューリップ,ヒヤシンスが出番を待っているが花を付けている植物はなくこのツツジが一人目立っている。 

2013年2月23日土曜日

日米首脳会談

安倍首相が訪米しオバマ大統領と会談した。 会談内容は多岐にわたったようだが中心は中国を念頭に於いた日米同盟強化と外交問題であったことは間違いない。 今のような時期にアメリカが全面的に後押ししてくれるのは心強い限りで安倍首相も思い通りの外交を展開出来ると思う。
安倍首相は6年前の初めての就任時とは言葉付きが変わってきた。 
内容に如何にかかわらずはっきりと物を云う(内容と同時に言葉そのもの)ことがいかに大事なことかを今更ながらに感じるのである。 
内閣支持率の向上も首相の明確な発言に追うところも大きいと思う。

2013年2月12日火曜日

2013 年頭教書

2013年の年頭教書は財政改革に一番多く時間が割かれた。 昨年より持ち越した「財政の崖」に象徴されるようにオバマ大統領としては財政問題をクリアーしなければ自分が目指す本来の政策を実行することが出来ない。財政再建のためには民主党・共和党の歩み寄りと国民全体の理解(負担)が不可欠だ。 
新技術により国内供給料が増加(海外依存度の低下)エネルギーコストは下がり景気はすこしづつ回復しつつある。 オバマには追風だ。
もう一つの注目点は銃規制。 銃乱射事件が毎週のように発生し理由なき殺人事件が後を断たない。「なんとかしなければ」というのは国民大半?の気持ちと思うが日本では想像出来ない社会的背景とアメリカの歴史的背景があって規制反対の意見も多い。
オバマ大統領はことの重大性は十分認識しているのだが全面銃規制というのは憲法(個人の銃保持の権利を保障)の問題があって一筋縄では行かずまず不可能な状況であって徹底した規制法案を提出出来ないでいる。 「せめて購入者のバックグラウンド・チェックと戦闘に使うような自動小銃だけでも規制できればたとえ事件があったとしても被害は最小とどめられるはずだ」というのが精一杯である。

最後に紹介されたフロリダ州マイアミの102歳の老女のエピソードが印象に残った。
ーーー大統領選に投票所に行ったとき6時間待ちと云われたが体の疲労や足の痛みにもかかわらず回りの人たちに助けられ投票を完結。彼女が胸にスティッカーを貼付けたところで歓声が上がった。 それには “I Voted.” と刻んであった。ーーー
この大統領はいつも国民と繋がっている(connected)と思う。 民主主義の原点である。

We should follow the example of a North Miami woman named Desiline Victor. When she arrived at her polling place, she was told the wait to vote might be six hours. And as time ticked by, her concern was not with her tired body or aching feet, but whether folks like her would get to have their say. Hour after hour, a throng of people stayed in line in support of her. Because Desiline is 102 years old. And they erupted in cheers when she finally put on a sticker that read “I Voted.”

2013年2月8日金曜日

首相が賃上げ要求?

今朝のNHKニュースで「安倍首相は、12日に経団連など経済団体幹部と会談し、賃金引き上げやボーナスの支給などで従業員の所得を増やすよう、要請する方針を固めた」という話を聴いてピント来ないというのか違和感を覚えた。
首相としては景気が上向いてきたから賃上げにも反映するよう経営者側に要望するつもりらしいが現在春闘に入ったばかりで政府としては勇み足。タイミング的にも夏の参院選に向けてのプロパガンダに聞こえる。
本来賃金が上がるというのは景気が回復し雇用がタイトになってからの現象であり自由主義経済のベーシックなコンセプトだ。 賃上げはデフレの原因でなく結果である。政治圧力によって人為的に賃金が上がるなどということは聞いたことがない。
政府の役割は経済成長のインフラ整備をすること,すなわち政治・経済の古い体制を改革することにある。 TPPに参加することも含まれる。
首相が軽々に賃上げを要求するべきではない。

2013年2月2日土曜日

4年後の大統領は

世界で最も有名な女性と云えばヒラリー・クリントン国務長官でしょう。 彼女が昨日4年の任務を終えて退任しました。 「明日から目覚めた後でもまた眠れる」と冗談を言って笑わせていましたがアメリカの国務長官の仕事は365日24時間世界を飛び回る重責を担う激務でありいつも何処にいるか判らないような活躍ぶりでした。
昨年はさすがに疲れた様子でしばしば化粧もせず髪を後ろに束ねたまま訪問先の会議に現れるなど体力の限界を見せ始めていました。
4年前にはオバマ大統領とお互いに傷つけ傷つきあいながら熾烈な選挙を戦いその後に彼の政権の国務長官に就任した後は大統領とは一心同体のアメリカ外交を推進してきました。 まさに政治のプロといってもしかるべき姿勢と見識を持っていたように思います。
ビル・クリントンが大統領就任したとき初めて彼女の履歴を見ましたが最初に公共の場に映像として映っているのはニクソン大統領の弾劾裁判のときに後ろでインターンシップ?のような仕事をしていたのを覚えています。 とにかく若くして夫のビル・クリントンとともにアーカンソウ州知事夫人,大統領夫人,上院議員,(大統領候補)国務長官と政治の舞台を駆け上がってきました。 男性を含めてもこれだけの経歴を持った人は見当たりません。
私は10年前まではクリントン夫妻は政治家として成功するためには少々危ういことでも手を出しそうなアグレッシブ性格が個人的に好きでなくむしろ嫌いな方でした。
しかしオバマ政権の一員になってから彼女の存在が非常に意味のあるものでありことを認識し次第に支持するように変わりました。
国民の3分の2が国務長官としての彼女の仕事を評価し4年後の女性初の大統領の誕生を期待していることからおそらく彼女は2年後には活動を開始すると思われます。
未だに国民に人気のある夫,ビル・クリントン元大統領が最大の支持者であり彼が強くそれを望んでいるので出馬すればまず当選は間違いないと思っています。