2011年6月26日日曜日

民主主義国家の体裁

民主主義国家の基本は
1. 発言(表現)の自由を保障すること。ただし言葉には責任を持たねばならない
2. 多数の意見の存在を認めること(少数意見に耳を傾け斟酌すること)
3. 充分に論議を尽くすこと(感情的、情緒的、権威的な論議は避けなければならない)
4. 決定は実施時期を明確にしなければならない(玉虫色は避ける)
5. 決定事項には(反対意見でも)従わなねばならない。

日本の政治家・国会をみていると
1. 発言の自由はあるが言葉は情緒的で論理に乏しい。 発言に責任感がない (60点)
2. 少数意見は尊重しない (30点)
3. 論議がかみ合わない。 双方言いっ放し。 (20点)
4. しばしば玉虫色。 実施先送り (40点)
5. 一応従うが本来の目的には協力的でない。 (60点)
平均42点で落第。 一応先進国といわれる中では最低だろう。
つまり国民が民主主義とはどういうことかの基本教育を受けず訓練も受けずに今の政治体制を作り政治家を選んでいるから現状のような恥ずかしい状態になっているのではないか。
落日に道は遠く暗い気持ちになってしまう。