2011年2月28日月曜日

古い政治家を落とそう

2月が終わりになっても予算審議は進展しそうにない。 民主党は何はともあれ予算を可決することに全力をあげ野党は菅政権を打倒することが目的となり予算の内容、その他の政策を議論する雰囲気はない。 菅首相の交代か解散・総選挙かは別として抜本的な政治改革・民主主義再教育をしないとどの党が政権に就こうが、誰が首相になろうが同じことの繰り返しになるだろう。 
言うが易しく行うは難しいが次回の選挙で自民党も民主党も古い政治家を一切ふるい落とすぐらいの選挙民が改革の意識を持って投票してほしい。 これが唯一最短の改革の道だと思う。

2011年2月23日水曜日

動き出したアメリカの財政改革

財政赤字、医療改革、年金問題、失業など日米に共通した大きな問題があります。 オバマ大統領は年頭教書で財政赤字の解消と教育改革を訴えてから議会も超党派で予算削減の原案を作成すぐに動きだしました。 大統領にも各党にも州政府にもそれぞれ思惑があって一筋縄では行かないでしょうが何とかしないとアメリカはだめになるとの共通の認識はあります。
早速今年度の予算編成をめぐって激しい議論とが始まり対立が深まっています。ウィスコンシン州では知事が公務員の給与カットを打ち出しそれに抵抗して教員の職場放棄が(スト)が発生、民主党議員は州外に雲隠れするといった異常事態になりました。
でもアメリカは言いたいことは徹底的に主張しながらも最終的には妥協点を見つけるという暗黙の了解(民主主義の訓練による)があります。 オバマ大統領は年頭教書ではっきりと方向性を打ち出しこれに沿って侃侃顎顎やっているところです。 アメリカは軍事的にも外交的にも世界にコミットしているので即時の方向転換は難しいでしょうが大統領のはっきりした姿勢と議会・国民の実行力で長期的にはいい方向に向かうのではないでしょうか。
一方日本の菅政権は立往生、まともな議論ができずに袋小路に入ってしまいました。
菅首相はとやかく言われながらも現状認識はできていると思うし夢から現実的な政策に引き戻そうとしているのだと思いますが党内外から足のひっぱりあいで何もできずに気の毒です。
国民は財政改革、年金改革、医療改革、消費税アップなどコンセンサスはできていると思うのにぜんぜん前に進まないのは古い政治体制が実行を妨げているからでしょう。
政治の体制が悪いというのは日本では民主主義が作動していないということで国民はこれに気が付いていないということではなでしょうか。
時間がかかることですが日本には本当の民主主義教育と政治の場以外でも基本的な議論の仕方を教育する必要があると思います。

2011年2月11日金曜日

エジプト革命

エジプトのムバラク大統領がついに辞任しエジプトの革命は成功した。 18日間続いたデモを始めからCNNで見ていたがエジプトの実情を知らなくとも今回の革命に対しては不思議と好意が持てた。 300名余りの犠牲者が出たそうだが本来ならばこれほど大規模な反政府デモならもっと大きな流血騒ぎとなってもおかしくはなかった。 
デモは庶民の間でソーシャルネットワークを通じて国民の間に自然発生的にスタートしたものであり特定の党派に率いられて(扇動されて)始まったものではなかった。またでもに参加した人々は武器を持たずあくまで平和的に行動したためか世界中が好意を持ってみていたように思う。 まさに国民的な勝利・世界史に残る革命と云えるだろう。
これから先の真の改革には多大な困難が予想されるが穏健な民主国家が出現することがもぞまれる。 これはエジプトのみならず世界の平和と安定のためにも重要なことだ。

2011年2月3日木曜日

春近し







中西部・東部は寒波と大雪で陸も空も交通は麻痺状態だがシアトルは殆ど雪は降らない。降ってもすぐに消えてしまう程度。 冬場の天気は曇り時々晴れ。 最低気温が35F(1.5C)最高が50F(10C)が冬場の平均気温。

全体はまだ冬景色だが春の兆しがあちこちに見える。 一週間前に初めての水仙が芽を吹いたのを見つけたばかりだが今ではチューリップも含めて家の周りには50本以上の芽が出ている。

今日は向かいの桜がほころんでいるのを見て驚いた。 一日一日の変化が早く庭や木々の手入れが後手後手になりかなり焦っている。