11月22日(月)の天気予報はSnow、 積雪は1/2 -One Inchということで特別にSnow Stormというわけではなかった。 実はワイフが日本への一時帰国から今日帰ってくる。午前中は粉雪が降ったり止んだり樹木や地面が薄く雪化粧するぐらいでこれなら飛行機も問題なかろうと思った。 念のためTVをつけると朝のラッシュアワーは事故多発でシアトル・ダウンタウンへ通常30分のところが2時間かかるという。 それなら飛行場まで3時間かかるではないか。 ワイフの到着まで3時間しかないので慌ててkるまで家を出た。 途中立ち往生することも考えてパン、お茶、毛布を積み込んで出発した。
家を出たすぐの坂道はSlicky, 車がSlipした後が見られこれは予想以上にリスキーだと思い20mphの超徐行運転、Hwy-5に乗るまでに20分かかった。 Hwyは徐行ながらスムーズに流れており空港には1時間半で着き(通常45分)ワイフの到着まで1時間も待たねばならなかった。 遅れるよりましと思ったが肝心のFlightが40分も遅れた。
雪は断続的に降り続いたが積雪はOne Inch にもならない。 帰りのドライブものろのろながら同じく1時間半でわが町に到着、近くのお気に入りの韓国レストランで遅めの昼食を済ませ無事帰宅した。 我家も積雪Half Inch でこれなら雪かきすることもなさそうで安心。
夕食を終わり8時ごろTVをつけるとどの局も悪天候による事故多発、交通マヒの状況を伝えている。 以前から聴いていたがわずかOne Inchの雪でこんなに混乱するとは全く考えられなかった。
自分の今日の経験からすれば天気予報ではSnow Stormの予報はなかったので誰も準備ができておらず公共施設、学校、会社も普段どうり、しかも夕方まで通常勤務で早退はなかったみたい。 シアトルの主要道路はIntersate HWY5が南北に一本しかなくどこかでふさがれば全体がふさがってしまう。 シアトルは急斜面に立地しており少量の積雪でも事故発生確率は非常に高い。 郊外も起伏が多く同じこと。
雨は多いが雪は殆ど降らず公共機関の雪対策は限られている。 NJなら雪が降る前から融解剤、砂を捲くなど事前に対策が講じられるし雪が降り止むと同時に町中に除雪車が繰り出す。
One Inch程度の積雪など全く問題にならない。
今回は予想外の積雪の上に強風と共に北極圏の寒波がおそい交通マヒもさることながら66,000戸が停電したそうだ。
ワイフのFlightが2時間遅れていたなら帰宅するのに10時間以上かかっただろう。
もし事故にでもあったら寒波の中で立往生していたかも知れない。 ラッキー!!!
翌日は最高気温がマイナス3度、ワシントン州全体で休校になった。